20年ぶりの紙幣刷新!目の不自由な方々にも使いやすい紙幣を!

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1万円札などの紙幣デザイン刷新のニュースが飛び込んできました。

 

www.itmedia.co.jp

紙幣刷新については、偽札やマネーロンダリングなどの犯罪対策や、新しい肖像画の人選、刷新のタイミングの是非、キャッシュレス化の趨勢など、いろいろと話題になっていますね。

 

個人的には、上記のような話題にも言及したいと思うのですが、あまり話題になっていない点を書こうと思います。

手触りだけで硬貨を判別してみよう!

突然ですが、みなさまは目隠しをしたまま手の感触だけで、1円玉・5円玉・10円玉・50円玉・100円玉・500円玉の硬貨の判別は可能でしょうか?

 

1円玉と500円玉は簡単ですね。重さも大きさも違うので判別しやすいでしょう。難しいのは、5円玉と50円玉、10円玉と100円玉でしょうか。大きさも似ていますね。

 

50円玉と100円玉は、側面に平目ローレット、いわゆるギザギザの加工がされているので、側面を触れば判別できると思います。(ギザギザ加工の10円玉も存在しますけども…。ギザ十 - Wikipedia

 

では、硬貨でなく紙幣だとどうでしょうか?

目の不自由な方々にも使いやすい紙幣を!

手触りだけで紙幣を判別することは、硬貨に比べて難易度が格段にアップします。今、手元には千円札と一万円札しかないのですが、千円札・五千円札・一万円札は、それぞれサイズが違います。

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しかし、サイズの違いだけで判別するのは、かなり難易度が高いでしょう。そこで、現行の紙幣には以下のような対策が施されています。

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現行の紙幣は、2004年11月からスタートしていますが、2004年11月以降の紙幣には、紙幣下部の両端に識別マークが付いています。

 

上記の画像のように、千円札なら横棒、一万円札ならL字型の識別マークで、凹版印刷により質感が付けられています。このような配慮がされている点で、現行の紙幣は、とても優れていると個人的には思います。

 

しかしながら、実際に目隠しをしたまま触ってほしいのですが、なかなか識別マークだけで判別するのは難しいです。財布の中に複数の紙幣が入っている状態だと、より難易度が増します。(手触りだと、ホログラムの有無や、ホログラムの形状で判別するほうが比較的に簡単でしょうか。)

 

もちろん、偽造防止などの技術も大切だと思いますが、このようなユニバーサルデザインの視点も大事だと感じます。財務省のページを見ると、以下のような記述があります。

 

(2)ユニバーサルデザイン(券種間の識別性向上等)

・指の感触により識別できるマークの形状変更及び券種毎の配置変更
・額面数字の大型化(表・裏)
・「ホログラム」及び「すき入れ」位置を券種毎に変更

などを予定しています

 ソース元:新しい日本銀行券及び五百円貨幣を発行します : 財務省

 

次に登場する紙幣は、目の不自由な方々にも、より使いやすい紙幣になることを願っています。